英語の発音が上手になる方法は、英語の母音を区別する必要があります。
日本語よりも、母音の種類が多いので、区別が必要になります。
たとえばbird という単語の母音は、決して日本語の「アー」ではありません。
ir の部分は、中舌母音と呼ばれるもので、日本語の「ア」と「エ」の中間のようなもので、しかも、舌の筋肉をある程度緊張させて発音します。
文字で書くとどのように発音したらよいか、わかりづらいので、音声を聞いて、それを模倣する練習をしなければならないのですが、結局は何度も発音して、速いスピーチの中でもスムーズに使えるようにならなければなりません。
そうでないと、上手な発音のように聞こえません。
たとえば、bird だけで、英語のスピーチで発音することは皆無といってもいいでしょう。
単独ではなくて、I met the bird about a year ago. 「約1年前にその鳥に出会いました」のような文章で出てきます。
こういう文を読むときには、I met the までは一気に読んでしまい、bird の部分はゆっくりと強く読む必要があります。
その部分が重要な部分であるからですが、そのような場合、ir の発音は特に重要になってきます。
上述のように舌の筋肉を緊張させて、アメリカ英語ならば、ir の発音の最後に舌を後ろに向かって引けばより英語らしい発音となります。