LとRの発音って日本人にとって本当に難しいですよね。LとRは日本人が最も苦手とする発音です。
何故、難しいと感じるのか。それは、Rという舌を巻いて発音する発音が日本語にはないからというのが一番だとです。
そして、LとRを聞き分けて聞き取りをするのも難しいですよね。たとえば、「ReadとLead」です。日本語のカタカナ英語で表わすと、両方とも「リード」になってしまいますね。「lice とrice」も同じで、カタカナ英語で表わすと、両方とも「ライス」になってしまいます。でも、英語で発音すると、音が全然違います。もちろん意味も違いますが。
LとRの発音を出来るようになるには、発音をする時の舌の位置や動きを知る事が重要です。どうやって発音をしているのか?という部分を学んで理解できるようになると、自然とネイティブに通じる発音が出来るようになります。
実用英単語7116語を分析すると、英語におけるLとRの使用頻度は82.3%になるそうです。 つまり100単語が使うと、LまたはRが約82回以上出てくる計算になりますね。そして、lice とrice のようにLとRだけが異なる単語が英語には500語もあるそうです。発音を間違えただけで、まったく違った意味になってしまうので、誤解が生じてしまいます。
そして、LとRの発音をマスターする上でのもう一つのポイントは、ヒアリングです。「ReadとLead」や「lice とrice」などを聞き取れるようになる事が大切です。聞き取れない音を発音するのってとても難しいです。耳で聞いて違いを理解した上で、同じように発音する練習というのがLとRをマスターする早道です。
日本人が苦手なLの発音
「L」は比較的簡単に発音できます。日本語の「ラリルレロ」に近いです。ちょっとしたコツを掴めば、すぐに発音できるようになるので頑張って練習してみてください。
発音の仕方は、「エル」の「ル」を発音するときに上の歯の裏に舌の先をしっかりとつけて「エル」と発音します。
「L」が語頭の単語
Life Last Lion Love Like Free など
「L」が語中の単語
People Bottle Milk Play Pilot など
「L」が語尾の単語
Cool Bowl doll Beautiful tall Goal など
「L」の発音を上達させる動画
日本人が苦手なRの発音
日本人がとても苦手とする「R」の発音です。日本語にはない音ですが、発音の仕方をしっかりと覚えて繰り返し練習する事で身につける事ができます。
発音の仕方は、「アール」の「ル」を発音するときに舌を喉元の方に丸めて巻き舌にして「アール」と発音します。この時に、丸めた舌や舌先を上あごにつかないのがポイントです。「R」は音が変化する音です。
「R」が語頭の単語
Red Right Rice Rain Read Reason など
「R」が語中の単語
Girl Friend Write Correct Birthday など
「R」が語尾の単語
Beer Star Number Car Letter Year など
「R」の発音を上達させる動画