発想の違いが、場所・時間の表記に現れます

英文を正確に書くためには、英語の発想をよく知っていなければなりません。

 

例えば、住所を書くときでも、日本語と違って、英語では狭い所から大きな所へ示されます。

 

つまり、番地――>地区名――>区名あるいは市名――>都道府県名――>国名の順になるんです。

 

これが日本語だと、国名――>都道府県名――>区名あるいは市名――>地区名――>番地となりますから、順番が真逆ということです。

 

時間の表し方も、同じように、まずは何時何分ということを言ってから、日、曜日、月、年の順が英語で、逆の順が日本語的ということになります。

 

アメリカの独立宣言が行われた日付は、英語なら、the 4th of July, 1776でしょうが、日本語では、まず1776年と示してから、7月の4日と述べたくなります。

 

ただし、このような表記の違いに、場所、時間に関して注意していればいいというのではありません。

このような書き表し方の違いは、もっと幅広く、他の事項に関しても現れてくることが多々あります。

 

たとえば、物事を説明するときに、細かな数字がまず表わされて、それからその数字が全体にどのような関わりを持つかを示すというのが、英語的発想と言えるでしょう。それに対して、まずは全体像を示して、そののち細かな数字を提示するというのは、日本語的発想と言えるでしょう。

 

このように、日本語と英語の違いは、場所・時間の表し方だけでなく、発想にも現れますので、英語を書くときには、注意をしましょう。

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