TOEICのリスニング対策2

話者の意図を理解する

TOEICの得点上昇には、リスニング力の充実を図ることが大切です。

Part2は、最初の会話文に適する応答文を選択肢から選ぶという問題ですが、表現の上で、字面の上だけではわかりくいものが隠されていると考えてください。

本当は、結構ストレートな表現もあるのですが、Part2の特徴として、いきなり会話表現が出てきて、すぐに終わってしまうということがあるからなのです。

たとえば、Don’ t you think we could have more fun with pictures in your blog? 「ブロッグに画像をつけたらもっと楽しくなれると思いませんか」という日本文が字面だけのものですが、本当は、「ブロッグに画像をのせてもっと楽しくやろうと思えばできるのだから、ぜひやろうと思いませんか」という、どちらかといえば、提案に近いものなのです。

ですから、その回答としては、提案に賛成するような言葉がふさわしいということになります。

You can say that again. 「まさにその通りです」というのが回答してはふさわしいでしょう。

このように、字面だけのストレートな表現以外にも、Part2 には出題されるので注意が必要です。

 

Part3の質問先読みテクニック

TOEICで高得点を獲得するためには、リスニングの問題の対策が必要です。

Part3は、二人の短い会話が行われた後、それに関連した質問の正しい答えを選ぶ問題ですが、あらかじめ、問題を見ておくことが非常に重要となります。

会話の内容のすべてがわかる必要はなくて、その一部が設問に関するだけですから、このように質問先取りという方法が有効になるのです。

たとえば、男性と女性が、自分の会社について話していて、設問に、「二人は何について話しているか」というものがあったとします。

当然、会社の置かれている状況が正解となるとわかります。

そういうとき、どちらか一方が、I’m afraid the bank hasn’t processed our loan yet. 「銀行はうちの借金の処理をまだしてないんじゃないかしら」と言ったとすれば、この会話は、会社の借金の話だとわかります。

選択肢は、弁護士、コンピュータ、借金、休日の中から選ぶようになっていますから、正解は借金だとわかります。

このように質問を先取りして読むという方法は有効です。

Part3の会話問題では、質問は3問出されるのが通常ですから、できるだけ多くを読んでおくことをお勧めします。

 

Part4 モノローグ問題の質問先読みテクニック

TOEICで高得点を目指して、リスニングパートの点数アップを目ざしましょう。

リスニング力の向上のためには、それなりの対策が必要です。

たとえば、Part4は、モノローグの問題で、一人の人が、何かについて話します。

その後、それに関連した質問が出されますから、それについて、正しい答えを選ぶようになっています。

こういった問題の場合は、メモを取るということが、有効なのですが、残念ながら、TOEICにおいては、メモを取ることは禁止となっています。

TOEIC主催者側によると、実際の会話に近い状況でテストを行いたいためとのことです。

確かに、店などの会話でメモを取るような道具も近くにはないということは、普通の状況としてありそうです。

その場合、質問を見ながら聞くという方法が有効となってきます。

メモは禁止ですが、質問を先取りしてみるのは自由だからです。

たとえば、For those who need to get to major hotels in Manhattan, you have several options. 「マンハッタンの主要ホテルに行く必要のある人は、いくつかの選択肢があります」というアナウンスがなされたとしたら、まずは質問を見てください。

交通手段に関連する質問のはずです。

それがわかれば、後は順番通りに交通手段を、頭の中で整理して、解答してください。

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